アルバイトの採用は、履歴書と面接で合否を決定するところがほとんどです。
また、1次試験が履歴書で2次試験が面接としているところも多く、書類だけで自分の強みをアピールしなければならない履歴書も、面接まで進むための重要なステップです。
しかし、面接の場合は表情や声などで相手にアピールできますが、履歴書の場合は小さな写真のみで第一印象が決まってしまいます。
そのため、これからアルバイトの履歴書を準備するという人の中には、
- アルバイトの履歴書写真についての注意点について知りたい
- アルバイトの履歴書写真を撮るときの身だしなみマナーついて知りたい
という人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、アルバイトの履歴書写真についての注意点や身だしなみマナーについて詳しく解説していきます。
これからアルバイトの採用試験を受ける、履歴書を準備しようと思っているという人は、ぜひ参考にしてみてください。
アルバイトの履歴書写真を撮るときの注意点4つ
冒頭でも説明した通り、アルバイトの履歴書は面接へ進むためにも大切なステップです。
履歴書は採用担当にすべて目を通されることになりますが、履歴書写真も志望動機や学歴・職務履歴などと同様、採用担当にしっかりとチェックされます。
ここからは、そんなアルバイトの履歴書写真を撮るときの注意点4つを紹介します。
縦40ミリ×横30ミリの写真を用意する
文具店などで購入できる履歴書などは、サイズが記載されているものも多いですが、履歴書写真のサイズは縦40ミリ×横30ミリが基本です。
プリクラなどの証明写真以外の用途で使用する写真は、履歴書のサイズに適していないことも多いため、証明写真用の写真機で撮影するのが望ましいです。
履歴書写真の裏には名前を記載する
履歴書写真を貼る前に、写真の裏にボールペンなどで名前を記載するようにしましょう。
鉛筆などは消えてしまったり上手く書けなかったりする可能性もあるので、ボールペンや油性マジックで書くのがおすすめです。
また、学生の場合は大学・学部名も併せて記載するようにしましょう。
のりなどで剥がれないように丁寧に貼る
履歴書写真が剥がれてしまわないように、のりなどで丁寧に貼ることも大切です。
履歴書写真はシールになっているタイプもありますが、自分でのりなどを使って貼り付けるタイプのものもあります。
テープだと剥がれてしまうこともあるため、自分で貼らなければならないタイプのものは、スティックタイプののりなどでしっかりと貼るようにしましょう。
貼った後に指で押さえつけるとよりしっかりと履歴書にフィットするので試してみてください。
また、写真が履歴書の枠からずれないように丁寧に貼ることもポイントの1つです。
写真を貼るときは、写真枠を意識しながら真っ直ぐ丁寧に貼るようにしましょう。
履歴書写真は3ヵ月以内に撮影したものを使用する
履歴書写真は3か月以内に撮影したものを使用するのが基本です。
1度証明写真機で写真を撮ると、複数枚印刷されてしまい、余ってしまうという経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、昔撮った写真を使いまわすという人も少なくありませんが、履歴書の写真に使用できるのは過去3カ月以内の写真です。
古い写真しかないという場合は手間ではありますが、新しく写真を撮り直すようにしましょう。
アルバイトの履歴書写真を撮るときの身だしなみマナーとは?
履歴書では面接と異なり、表情や声などで相手に雰囲気を伝えることができず、小さな写真のみで第一印象が決まってしまいます。
つまり、表情が暗かったり清潔感がなかったりすると、それだけで採用に不利になってしまう可能性があるのです。
そのため、相手にプラスの印象を持ってもらえるような身だしなみマナーで、履歴書写真を撮ることが大切です。
ここからは、アルバイトの履歴書写真を撮るときの身だしなみマナーについて、男女別に詳しく紹介します。
男性の場合
OK | NG | |
髪型 | l 程よくワックスで固めてある
l 短髪 |
l 髪が顔にかかっている
l 明るすぎる髪色 l 長い |
服装 | l 襟付きシャツ
l 無地 l チェックやストライプ柄 l 明るい色味のシャツ l スーツ |
l トレーナーやジャージ
l 個性的なデザイン l 暗い色味のシャツ |
表情 | l 軽く微笑む
l 口角を上げる |
l 無表情
l 歯が見えすぎている |
姿勢 | l 前を向く
l 背筋をピンと伸ばす |
l 猫背
l 左右非対称 |
男性の場合は、無地や明るい色味の襟付きシャツを着用するようにしましょう。
シャツのデザインによくあるチャックやストライプ柄でも問題ありませんが、派手な柄物や個性的なデザインのものは相応しくありません。
髪が目にかかる場合は程よくワックスで固めて髪が顔にかからないように工夫しましょう。
また、写真撮影の際は口角を上げ、軽く微笑むと明るい印象を与えることができます。
姿勢は背筋を伸ばして前を向き、左右非対称・猫背にならないように注意しましょう。
女性の場合
OK | NG | |
髪型 | l サイドや前髪が顔にかかっていない
l 表情がよく見えるように髪を耳に掛ける l 髪が長い場合は1つにまとめる |
l サイドや前髪が顔にかかっていて顔の表情が分かりにくい
l ぼさぼさで寝ぐせが目立つ l 明るすぎる髪色 |
服装 | l 襟付きのシャツまたはブラウス
l 派手すぎないカーディガン l スーツ |
l 胸元が空いている服
l トレーナーやジャージ l 柄物や個性的なデザイン |
アクセサリー | l つけない
l 小さくて控えめなもの l メガネ |
l キャラクターもの
l 大きくて目立つもの l サングラス |
メイク | l ナチュラルメイク
l 程よいチーク l 控えめなアイシャドー |
l 濃すぎるメイク
l つけまつげ l 赤・ピンク・オレンジ系以外のリップ |
表情 | l 軽く微笑む
l 口角を上げる |
l 無表情
l 歯が見えすぎている l 上目遣い |
姿勢 | l 前を向く
l 背筋をピンと伸ばす |
l 猫背
l 左右非対称 |
女性の場合は、襟付きのシャツまたはブラウスを着用しましょう。
胸元が空きすぎていたり、柄物・個性的なデザインだったりするものは相応しくありません。
また、髪が長い場合は1つにまとめるとすっきりとした印象を与えることができます。
メイクは派手すぎたり個性的すぎたりするものは避け、ナチュラルメイクを心掛けましょう。
アルバイト面接時の服装マナーとは?男女別・職種別に気を付けたいポイントを紹介
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アルバイトの履歴書写真は、面接よりも前に第一印象が決まる重要なものです。
この第一印象は、服装や髪型などの身だしなみマナーを守ることによって良くすることができます。
明るく真面目なプラスの印象を持ってもらうためにも、今回紹介したことに注意し写真を撮るようにしましょう。