今注目されている副業アルバイトのメリットとは?注意点や確定申告の必要性についても詳しく解説

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近年、収入を増やしたい、スキルアップしたいなどの理由からアルバイト副業する人が増えています。

それに伴い、アルバイト副業を許可する企業も増加傾向にあります。

しかし、アルバイト副業を考えている人の中には、

  • 副業アルバイトのメリットについて知りたい
  • 副業アルバイトをする際の注意点について知りたい
  • アルバイト副業で収入を得たら確定申告が必要になるのか知りたい

という人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、副業アルバイトのメリットや副業アルバイトをする際の注意点などについて詳しく解説していきます。
あわせて副業アルバイトで収入を得た場合の確定申告の必要性についても説明するので、副業アルバイトに興味があるという人はぜひ参考にしてみてください。

副業アルバイトをするメリットとは?

最近周りに副業アルバイトをしている人が増えた、会社が副業を推奨するようになったなどの理由から、副業アルバイトに興味を持つようになった人も多いのではないでしょうか。

ここからは、そんな副業アルバイトをするメリットを3つ紹介します。

収入が増える

副業アルバイトの1番のメリットは収入が増えることです。

現在の収入に満足していない、ライフスタイルの変化でお金が必要になった、老後の年金だけでは心配など収入を増やしたい理由は人それぞれですが、収入が増えることで心に余裕ができます。

また、コロナ禍で収入やボーナスが下がった、会社の業績が悪化したなどという人は、副業アルバイトをすることで、収入を安定させることができます。

最近では、物価高騰や光熱費の上昇などで生活が苦しいという人も増えてきているため、今後さらに副業アルバイトをする人が増加すると予測できます。

スキルが身につく

スキルが身につくのも副業アルバイトの魅力の1つです。

副業アルバイトをしている人の中には、本業のスキルが生かせるような副業アルバイトをしている人もいれば、全く別の業種に携わる人もいます。
本業のスキルが生かせるような副業アルバイトの場合は、今持っているスキルを更に磨いてスキルアップや昇格が目指せるというメリットがあります。

また、全く別業種の副業アルバイトをしている人も、新しいスキルが身について転職活動や仕事の幅を広げられるという点で有利になります。

そのため、アルバイト副業をするなら、スキルアップが目指せるようなメリットのあるアルバイト先を選ぶのがおすすめです。

しかし、アルバイトを許可している企業の中には、同業種でのアルバイト副業を禁止しているところもあるので、事前に確認するようにしましょう。

気分転換になる

本業と副業アルバイトとでメリハリをつけることで、良い気分転換になるのも大きなメリットです。

例えば、本業が座り仕事の場合、適度に体を動かしたいとうずうずしている人もいるでしょう。
そのような人は、配達バイトや体を動かすアルバイトをすることで、体を動かしながら収入も得られるという充実感を味わうことができます。

また、ファッションが好き、珈琲が好きなど「好き」が生かせる副業アルバイトをするのも、良い気分転換になるのでおすすめです。

副業アルバイトをするときの注意点

副業アルバイトをするということは、本業とは別に職場を持つということになります。

つまり、本業に支障をきたしたり迷惑をかけてしまったりするような働き方や職場選びをすることは避けなければなりません。

ここからは、副業アルバイトをするときの注意点3つを紹介します。
副業アルバイトをする際は、これから説明する3つの注意点を守り、適切な働き方をするようにしましょう。

公務員は副業ができない

国家公務員法第 103 条第1項に記載の通り、原則として公務員は副業が法律で禁止されています。

私企業からの隔離

職員は、営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的と

する会社その他の団体の役員等の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではなら

ない。

※引用:国家公務員法第 103 条第1項

 

仮に公務員が副業していることがばれた際は、懲戒処分の対象になるので注意が必要です。

ただし、投資やマンション管理など一部認められているものもあります。

会社の就業規則を確認する

アルバイト副業を始める前には必ず会社の就業規則を確認のうえ、就業規則の範囲内で働くようにしましょう。

先ほど、副業ブームの影響もあり副業を許可する会社が増加傾向にあると説明しましたが、母数としては決して多いわけではありません。

会社が副業を禁止する理由には、「疲労などにより業務に影響が出る」「同業種(競合)の場合は情報漏洩の恐れがある」などです。
また、労災のときにどちらの勤務先で適用するかについても争点になる可能性があります。

もし就業規則でアルバイト副業が禁止されている場合は、必ず従うようにしましょう。

副業申請が必要な場合は忘れずに行う

就業規則でアルバイト副業が許可されている場合も、副業の申請が必要な場合がほとんどです。

もしも申請せずにアルバイト副業していることがばれた場合は、懲戒処分の対象になります。

必ず上司に相談のうえ申請を行い、申請が承認された後にアルバイト副業を始めるようにしましょう。

アルバイト副業で収入がある場合は確定申告が必要?

アルバイト副業で収入を得た場合は、所得税や住民税などの税金を納めなければなりません。

確定申告を行うことで正しい額の税金を納めることができますが、給与所得として収入を得た場合は、必ず確定申告が必要です。

しかし、売上や報酬などの雑収入の場合は、所得(収入-経費)が20万円を超えなければ確定申告の必要はありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近は副業アルバイトがブームになっており、興味があるという人も少なくありません。
アルバイト副業には「収入が増える」「スキルが身につく」「気分転換になる」などのメリットがあり、収入の増加は心の余裕にも繋がります。

しかし、原則として会社の就業規則で認められていなければ、アルバイト副業をすることはできません。

会社の就業規則を確認し上司に相談したうえで、アルバイト副業を始めるようにしましょう。

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